鈴鹿峠沓掛の地で、樹齢百年をこえるお茶の木を見せて頂きました。
四方を、杉や竹で守られてた山中
すぐ近くを流れる、鈴鹿川の水音が聞こえてきます。
お茶の木は、今ではほとんどが挿し木だそうですが
一粒の茶の種から育てられた「在来種」のお茶の木は寿命が長く
根をふかくふかくのばして、毎年新芽を出し続けています。
種から育てられると、一本毎に個性が違う木となり
その土地の味わいを持つお茶になるそうです。
ふかふかの柔らかな土の感触
一服してお茶を頂いていると、風が吹きぬけて格別気持ちのよいところで
茶の葉から発する、独特の良いかおりがしていました。
しっかりとした味のある美味しいお茶です。
7月頃は、2番茶の刈時で
代々家族で守られていて、おばあさまも草を抜いて
きれいに手入れをされていました。
朝霧が立ち昇る環境
茶畑の下には、鈴鹿川の地下伏流水も流れてます。